Puralのゆる日記

日常とフィットボクシングがメイン。たまに編み物、ゆるく気ままに書いてます。

【読了】礼賛

 
前見つけた時に読みたいなと思っていたんですが、たまたまKindle Unlimitedに入ってたので喜んで読み始めました。
 

どんな本?

ちょっと前に婚活連続殺人事件で逮捕、起訴された作者が書いた自伝的小説です。出版されている本なので、もちろん通常はお金を払って買うことになりますが、売上は寄付されるようです。
 

感想

始まってすぐ、自分が移送されている時にこれだけ注目されてたみたいなことが書かれてて、「何だこの女」と思いました。
 
それから、恐らく本人をモデルにしたほぼ実話っぽいような内容がつらつらと…いや、無駄なほど膨大に書き散らかされていましたが、読んでも読んでも「何だこの女」としか思いませんでした。とにかく全て嘘っぽい。子供の頃から頭が良くて夏目漱石の小説を読んでは父親と感想を語り合ったとか、家が裕福でどこそこのお菓子を食べただの、子供はそんなこと覚えてるのかな的な内容がつらつらと書かれています。そしてそれが何の面白みもない。
小学生から中学、高校、その後という感じで話が続いていきますが、内容的にほぼ食い物と男の話。どこそこで何を食ったとか、誰それと付き合ったとか、そんな話しかありません。とにかく「欲」の強い女なんだなこの人はと思いました。ああ、あと熱い自画自賛もたっぷり。とにかく自分は能力があるとか、性的な魅力があるとか、そういう自己イメージを垂れ流す。そして、世の女性全てを下に見ている。そんな感じがひしひしと伝わってきて、マジで読むのがだるかったです。
 
何とか頑張って最後の方まで読みましたが、結局事件に至りそうな部分はまるっとぼやかして終わり。何だこの女は。
 
本人は罪を否定していますが、この小説そのままの人格なんだとしたら、まぁまともな人じゃないなと感じます。そもそも全体を通して何が言いたかったのかが全く分かりません。強いて言うなら「私はこれだけ美味いものを食べて、男にちやほやされてきました」と言いたいんだな、とだけ受け取りました。というかほぼそれしか書いてないし。何か、読むの疲れたし、読んでも何も残らなかった。そんな本でした。